受験時期分析
IPA高度9区分、前期だけ・後期だけ・両方——挑戦できる時期はバラバラ
IPA(情報処理推進機構)の資格には、スキルレベル1〜4の4段階があります。レベル1はITパスポート、レベル2は基本情報技術者・情報セキュリティマネジメント、レベル3は応用情報技術者、そしてレベル4にあたる「高度試験」は、実に9つの区分に分かれています。この9区分、実はいつでも受けられるわけではありません。
9区分の実施時期
| 試験区分 | 実施時期 |
|---|---|
| 情報処理安全確保支援士 | 前期・後期の両方 |
| ネットワークスペシャリスト | 前期のみ |
| ITストラテジスト | 前期のみ |
| システムアーキテクト | 前期のみ |
| ITサービスマネージャ | 前期のみ |
| データベーススペシャリスト | 後期のみ |
| プロジェクトマネージャ | 後期のみ |
| エンベデッドシステムスペシャリスト | 後期のみ |
| システム監査技術者 | 後期のみ |
「情報処理安全確保支援士」だけが特別
9区分のうち、年2回(前期・後期)受けられるのは情報処理安全確保支援士だけです。他の8区分は、前期・後期どちらか一方でしか実施されません。つまり、ネットワークスペシャリストを目指していて前期の申込を逃した場合、単純に「次の回」を待つのではなく、約1年後の次の前期まで待つことになります。
前期組と後期組、きれいに4対4
情報処理安全確保支援士を除く8区分は、前期4つ・後期4つにきれいに分かれています。前期はネットワークスペシャリスト・ITストラテジスト・システムアーキテクト・ITサービスマネージャ、後期はデータベーススペシャリスト・プロジェクトマネージャ・エンベデッドシステムスペシャリスト・システム監査技術者です。この組み合わせに明確な規則性(例えば「設計系は前期」といった分類)は見当たらず、各区分の実施時期は個別に確認するしかありません。「高度試験を受けよう」と思い立った時、まず自分の狙う区分がどちらの時期かを確認することが、計画の出発点になります。
複数区分を狙うなら、時期の組み合わせが鍵
高度試験を複数区分取得したい場合、同じ時期に実施される区分同士は同一年度内に重複受験できません。一方で、前期の区分と後期の区分を1つずつ選べば、同じ年度内に2区分挑戦することも可能です。たとえばシステムアーキテクト(前期)とプロジェクトマネージャ(後期)を同じ年度で狙う、といった計画も立てられます。
各区分の詳しい日程・必要学習時間は、資格一覧の「IT」タブから確認できます。