試験構造分析
英検・仏検は2級から、中検・独検は準1級から。語学資格の面接の壁はどこにあるか
語学系の資格には、一次試験(筆記・リスニング)だけで完結するものと、一次合格後に二次試験(面接)が控えているものがあります。この壁がどこにあるかは、実は言語によってバラバラです。
4資格の二次試験(面接)開始ライン
| 資格 | 一次のみの級 | 二次(面接)が始まる級 |
|---|---|---|
| 実用英語技能検定(英検) | 3級以下 | 2級から |
| 実用フランス語技能検定(仏検) | 3級以下 | 2級から |
| 中国語検定試験(中検) | 2級以下 | 準1級から |
| ドイツ語技能検定(独検) | 2級以下 | 準1級から |
同じ「2級」でも、意味が違う
この表でいちばん見落としやすいのは、「2級」という同じ呼び名の級が、言語によって性質の違うゴールになっていることです。英検2級・仏検2級は、合格のために面接という別のスキル(発話力)まで求められます。一方、中検2級・独検2級は、筆記とリスニングだけで完結し、面接の壁は1つ上の準1級まで来ません。「2級を取る」という同じ目標でも、実際に必要な準備の種類が異なるということです。
逆算計画への影響:面接は「一次合格後」に追加で発生する
二次試験がある資格を目指す場合、学習計画には2つの区切りが必要になります。一次試験の申込・対策と、一次合格後に控える二次試験の対策です。二次試験は一次試験の結果発表後、数週間で実施されることが多く、「一次に受かってから面接対策を始める」では間に合わない可能性があります。二次試験がある級を目指す場合は、一次対策と並行して、面接(スピーキング)の練習もあらかじめ計画に組み込んでおくのが安全です。
英検・仏検を選ぶなら、早めに面接を意識する
英検・仏検はどちらも2級の時点で面接が必須になるため、他の2言語より一段階早く「話す力」への対応が求められます。筆記が得意でも面接で失点するケースは珍しくないため、2級以上を目指す段階から、面接対策の時間を最初から確保しておくことをおすすめします。
各資格の詳しい日程・必要学習時間は、資格一覧の「語学」タブから確認できます。